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夜尿症とは?原因と治療法は?

読了までの目安時間:約 11分


 

夜間睡眠中に排尿してしまうことを「おねしょ」といいます。

 

子供のおねしょを心配していませんか??

オムツが完全にとれるか心配していませんか?

 

夜間睡眠中のおねしょは本来なら

成長と共に自然となくなっていきます。

 

 

5歳までの夜尿であれば、それほど神経質にならなくても大丈夫ですが
排尿の自立の時期が過ぎても、おねしょがみられる場合は
「夜尿症(やにょうしょう)」といいます。

そもそも夜尿症って聞いたことありますか?

 

・原因はなに??

・治療法はどんなものがあるの?

 

今日は夜尿症について調べたのでお伝えしたいと思います。




夜尿症とは?

 

夜尿症とは5歳を過ぎて3ヶ月以上の期間、週に2回以上の頻度で夜間睡眠中に尿失禁すること

と(日本泌尿器科学会)より定義されています。

 

本来なら成長と共におしっこが溜まる感覚やトイレに行きたいという感覚を覚えてきて

排尿機能が備わり膀胱の発達に応じておしっこを溜めれるようになっていき

おねしょしないで朝を迎えるようになります。

 

ですが、排尿機能の発達には個人差があります。

 

5歳で20% 10歳でも10%程の子供に夜尿症がみられるようです。

 

夜尿症の原因と治療法について

 

夜尿症の3つのタイプ

 

夜尿症の主な原因は

・尿量が多いこと

・膀胱の尿をためる容量が少ないこと

とされているようです。

 

夜間尿量が夜間の膀胱の許容量を超えることで夜尿症になるようです。

 

夜尿症は3つのタイプに分けられています。

 

・多尿症:夜間の尿量が多く膀胱の容量が正常なタイプ

・膀胱型:夜間の尿量が正常で膀胱の容量が小さいタイプ

・混合型:夜間の尿量が多く膀胱の容量が小さいタイプ

 

夜尿症の原因は?

 

・夜尿症になるのは子供の性格や障害をもっているからではないか?

・子育てに問題があるのでは?

と思ってはいませんか??

 

そのようなことはありません!!

一般的にもそのような考え方はないようでのでご安心ください。

 

夜尿症の原因は8つあります。

 

①夜間の尿量が多い(抗利尿ホルモンの夜間分泌不足)

 

基本的に夕方以降の水分摂取量が多いと、夜間の尿量が多くなります。

しかし、夕方以降の水分摂取量が普通量でも、夜間の尿量が多い子もいます。

夜間の尿量をコントロールするのに重要なのが、抗利尿ホルモンです。

これは、脳から分泌されるホルモンで、通常は昼間は少なく夜間多く分泌されます。

そのため、夜間の尿量は昼間よりも少なくなります。

抗利尿ホルモンの分泌リズムは成長と共に整ってきます。

子どものうちはまだホルモンの分泌が不安定で、夜間の抗利尿ホルモンの出方が少なく

夜間の尿量が多くなってしまっているということがあります。

 

 

②夜間の膀胱容量が未熟(不安定膀胱)

 

夜間の膀胱機能は成長と共に発達していき、

夜間は昼間の1回の尿量の1.5~2.0倍は溜められるようになります。

4~5歳なると夜間にトイレを1度も行かなくてもよいくらいの尿を溜められるようになります。

しかし、膀胱機能の発達にも個人差があり未発達で膀胱の容量が小さい子や

尿が溜まると膀胱が収縮する子もいます。

また、寝る前に排尿しても全部出せずに残尿が残る子もいます。

 

 

③睡眠の影響

 

尿意を感じると、夜間に目覚めてトイレで排尿する子もいますが、目覚めない子もいます。

子どもが尿意を感じて起きられないのは子どもの睡眠が深いためであり正常です。

熟睡し、深く眠っている間に抗利尿ホルモンが分泌されるので

・熟睡できていない

・不眠症

・無呼吸症候群

などの睡眠障害も原因の1つとされています。

 

 

④心理的ストレス

 

急に突然夜尿が始まったらストレスが原因のことが多いようです。

ストレスや疲れで自律神経が乱れると、常に膀胱が緊張状態になり夜尿症の原因となります。

 

 

⑤冷え症

 

もとの膀胱の大きさが十分でも冷え性や手足が寒さが原因で、膀胱が縮み小さくなります。

寒さで膀胱が縮み小さくなることで、尿があふれ夜尿に繋がります。

冷えは、自律神経の働きが悪くなるため、膀胱機能を低下させます。

 

 

⑥便秘で膀胱が変形

 

便秘になると、腸に便が溜まり膨らむため、近い膀胱が圧迫され小さくなります。

小さくなってしまった膀胱は、尿をたくさん溜められないため夜尿症の原因となります。

 

 

⑦夜の水分摂取量が多い

 

夜の水分摂取量が多いのも夜尿の1つの原因になります。

 

 

⑧腎臓や肝臓 その他の病気

 

昼間も尿を漏らしてしまうという場合は膀胱機能が低下している場合が考えられます。

また多尿の原因となる糖尿病や尿失禁の原因となるてんかん発作などの基礎疾患も夜尿症の原因となるそうです。

 

夜尿症の治療法は?

 

夜尿症は徐々におさまっていくものなので、過剰な心配はいりません。

しかし。小学校に入ってからも続く場合は心配されると思います。

おねしょをしてしまうと本人も自信喪失したり

お泊りで出かけるのを嫌がったりと

いろんなストレスを感じたり精神的に悩んでしまいます。

小学校に入る頃も夜尿症が続いている場合には、専門病院受診をおすすめします。

 

13歳までの子どもは発達状況や症状から病院の治療と

家庭でのサポート方法を教えてくれる夜尿症の専門病院での治療をしていくようです。

 

その他の生活指導やトレーニング方法

 

・規則正しい生活を習慣とする。

規則正しい生活は、膀胱や尿道の働きを調節する自律神経の働きを整え

抗利尿ホルモンが夜間に適正に分泌されることにも繋がります。

就寝時間 起床時間 食事の時間

を毎日一定にするように心がけましょう。

 

・水分摂取のリズムを意識する

水分の摂取リズムに関しては、夜尿症のタイプの多尿型、混合型には特に重要になります。

夜尿対策で水分を減らす場合は午前中は多めに摂取し午後だんだんと減らし

夕方以降は特に水分を多くとらないように気をつけましょう。

夜食は塩分量の少ない料理にするといいです。

果実やゼリーもなるべく夜は食べないようにしましょう。

就寝前2~3時間は特に気をつけましょう。

過度に水分摂取を制限するのも体によくないので専門機関に相談しながら徐々に行いましょう。

 

・おしっこを我慢する訓練をする

膀胱型の場合は重要です。

膀胱の容量を増やすためにおしっこを我慢するのが効果があるようです。

しかし、あまり我慢しすぎると腎臓を傷めてしまうので専門機関に相談し注意しながら行いましょう。

 

・体を温める

体を冷やさないように気をつけましょう。

湯船につかって体を温めましょう。

夏で冷房によって体は冷やされてしまいます。

きちんと布団をかけて眠るようにしましょう。

 

お薬による治療とアラーム療法

 

<抗薬治療>

・抗コリン剤

・三環系抗うつ薬

・抗利尿ホルモン剤

この薬を使って治療していきます。

 

<アラーム療法>

パンツに取りつけた水分感知センサーが夜尿の際アラームが鳴り覚醒させる仕組みになっています。

センサーによって尿意覚醒を促すのではなく、睡眠中に排尿を我慢する訓練で

結果、膀胱容量を増加させることが目的のようです。

 

夜尿症は日常の生活を見直すことも必要です。

まれに、隠れた病気が原因の場合もあります。

1度専門機関や専門医に相談してみるといいですね。

 

最後に

子どもは好きでおねしょするのではありません。

 

ご家族以上に本人が気にしていることもあります。

 

子どもを責め叱ることはしないでください。

 

夜中にお母さんが子どもを起こしてトイレに連れていくのもやめましょう!

 

子どもの発達には良くありません。

 

起こされることで抗利尿ホルモンの分泌量を減らすことになり夜尿症の治りが遅くなります。

 

子育ての中でいつまでも夜尿してしまい焦ったり

布団が濡れ後始末にイライラしたりと朝から大変と思います。

 

でもグッと我慢し叱らないようにしましょう。

 

そしてうまくいった朝はたくさん褒めてあげましょう!!

 

「おねしょは治るんだよ!!」

と言って安心させてあでましょう。

 

成功した朝の子どもの顔はキラキラ笑顔ですよ!!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。



 

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