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広汎性発達障害とは?症状と特性はどんなものなの?

読了までの目安時間:約 12分


 
私の次男は広汎性発達障害と診断されています。
 
子育てしている中で接し方などに悩んでしまうこともあります。
 
・広汎性発達障害とは何??
・どんな症状がでるの??
・特徴はどんなものなの??
 
いろんなことがわかりませんでした。
 
同じ悩みを持つお母さん方も多いかと思います。
 

今回は広汎性発達障害についてお話したいと思います。




 

広汎性発達障害とは?

 

広汎性発達障害 Pervasive Developmental Disorders

略してPDDといいます。

 

コミュニケーションと社会性に障害があり

限定的・反復的及び常同的な行動が特徴の発達障害です。

 

広汎性発達障害のグループには
自閉症・アスペルガー症候群・レット障害・小児期崩壊性障害
特定不能の広汎性発達障害5つの障害が含まれています

 

広汎性発達障害の症状とその特徴は?

・社会性・対人関係の障害
・コミュニケーションや言葉の発達が遅れている
・行動や趣味の偏り             

 

この3つの症状が広汎性発達障害の主な症状になります。

 

広汎性発達障害の3つ症状の特徴

 

社会性・対人関係の障害について

 

孤立性
・人に関心がなく関わりをもつ事を避ける
・呼んでも反応しない
・視線を合わせようとしない

 

受動性
・一方的に話し続ける
・同じことを何度も言う

・尊大型
・人を見下したような言い方をする
・横柄な態度をとる

 

積極・奇異型

・一方的に話続ける

・同じとこを何度も言う

 

尊大型

・人を見下したような言い方をする

・横柄な態度を取る

 

他にも適応型などありますが上記の4つの特徴が主になります。

コミュニケーションや言葉の発達が遅れについて

 

・言葉の発達が遅い
(オウム返しが多い、単語しか話さない)

 

・会話が苦手
(一方的に話す、受け答えができない)

 

・言葉を意味通りに理解してしまう
(冗談や皮肉が通じない、たとえ話がわからない)

 

・抽象的な言葉の意味や文脈の理解が困難
(遊びのルールがわからない、みんなに自分が含まれているということに気付かない)

 

上記は一部の例になります。

 

言語能力に遅れがある場合は図式や絵で説明するといいようです。

 

具体的に説明しないと文章の意味が理解できないことがあります。

 

また自分が使っている言葉の意味を理解してないまま使うことが多く
相手を傷つけてしまう発言をしてしまいます。

 

行動と趣味の偏り

 

広汎性発達障害の人はある特定のものに強い興味やこだわりをもつことが多いです。
自分なりのこだわりがあるため、やり方に少しでも変化があると対応できなくなり
パニックを起してしまう人もいるようです。

 

具体的な特徴としては下記のようなことがあげられています。

 

・予定の変更や初めての場所などに苦痛を感じる
・食事へのこだわりが激しい(偏食がある)
・パターン化してない自由行動などが苦手
・普段はできていることが場所が変わるとできなくなる

 

その他にも視覚・聴覚・味覚・触覚などの感覚に対して
特定の刺激に苦痛や不快感を感じる感覚過敏という症状がある人もいるようです。

 

広汎性発達障害の中の自閉症の多くが知的障害を伴うのに対して
アスペルガー症候群は言葉の発達の遅れが伴わない

「知的障害のない自閉症」と言われているようです。

 

知的障害のない自閉症は「高機能発達障害」とも言われています。
アスペルガー症候群との定義の違いが曖昧で専門家によって様々な意見があるようです。

 

広汎性発達障害の症状は成長過程と環境の変化によって変化していきます。

幼少期~思春期までの現われやすい広汎性発達障害の症状について調べてみました。

 

・幼児期(0歳~就学前)

 

言語・認知・学習といった発達領域が未発達の乳幼児では、
特徴となる症状となる分かりにくい場合がほとんどです。

生後すぐに広汎性発達障害の診断がでることはありません。
しかし幼児期全体を通してみると次の特徴的な行動をとっていたことが多いようです。

 

・周囲にあまり興味をもたない
視線を合わせようとしない子どもが多く他の子どもに興味がなかったり
名前を呼んでも振り返らないことが多いです。

 

・コミュニケーションを取るのが苦手
知的障害を伴う広汎性発達障害の子は、言葉の遅れやオウム返しなどの特徴がみられます。
会話においては、一方的に言いたいことを話し質問に対してうまく答えられません。
集団での遊びに興味をもたないことが多いようです。

 

・強いこだわりをもつ
自分が興味をもったとこに対して、同じ質問を何度もします。
日常生活においても様々なこだわりをもつことが多いです。
物事の手順が変わると混乱してしまいます。

 

・児童期(小学時期)

 

集団生活や学習で特徴が現われます。

 

・集団になじむのが難しい
年齢相当の友人関係がないことが多いようです。
周囲に配慮せず、自分が好きなことをして遊ぶ子が多い傾向があります。
何かして欲しいときだけ人と関わろうとします。
人の気持ちや意図を考えることが苦手なので一人遊びを好みます。

 

・臨機応変に対応するのが苦手
きちんと決められたルールを好む子が多いです。
場面に応じて対応することが苦手です。

 

・「どのように」「なぜ」といった説明が苦手
言葉をうまく使えず、単語を覚えても意味を理解できていないことが多いです。
自分の気持ち他人の気持ちを言葉にしたり、想像することも苦手な為
説明することができません。

 

・思春期(中学時期~)

 

中学生以降の思春期での特徴もまた出てきます。

 

・不自然な喋り方をする
アスペルガー症候群の子どもに多く見られるようです。

 

・人の気持ちや感情を読み取るのが苦手
幼児期や小学時期と同様コミュニケーションをとるのが苦手な為、
人が何を考えているのか考えることが苦手です。

 

・雑談が苦手
目的のない話をするのを難しく感じるようです。

 

・興味のあるものにとことん没頭する
物事に強いこだわりをもっているので興味あることに没頭する子が多いようです。
興味のある分野では大きな成果をあげることができます。

 

幼少期~思春期と現われやすい広汎性発達障害の症状を分けて
お伝えしましたがあくまでも目安になります。
症状の現われ方には個人差があります。

 

広汎性発達障害かな?と思ったらどうしたらいいの?

広汎性発達障害の診断は専門機構・医療機関での総合的な検査が必要です。
自己判断せずに今回お話した内容に当てはまるなど
気になることがあれば専門機関に行き相談や検査を受けましょう。

・保健センター
・子育て支援センター
・児童発達支援事業所
・発達障害者支援センター

 

子どもの場合はこのような場所に相談してみるといいです。

 

大人の場合は発達障がい者支援センター障がい就業・生活センター
または相談支援事業所などに相談してみましょう。

 

広汎性発達障害は見た目から判断しづらく大人になるまで気付かないことも多いようです。

 

広汎性発達障害で様々な困難に直面し自信をなくしたり
周囲からは理解されずいじめにあうこともあります。
早めに専門機関を利用し対応することで
困難なことがあっても対処できるようにトレーニングしたりします。

 

早めに障害を理解して対応することは
うつ病や精神障害などの二次障害予防にもなります。

 

広汎性発達障害の症状や特徴が見られたら
早めに行動し相談からはじめられることをお勧めします。

 

最後に

私の子ども(次男)は保育園でお友達に合わせて遊ぶことがなかなか難しいようです。

 

「今日は何して遊んだの?」

「誰と遊んだの?」

 

と聞いてみると・・・
「一人で遊んでる!!」「先生と遊んだ!!」と言います。

 

3歳の時から療育施設に通いお友達とのコミュニケーションのとり方を
トレーニングしています。

 

そして療育施設に通って2年!!

 

少しづつではありますがミュニケーション力を身につけています。
「○○くんと○○ちゃんと○○して遊んで楽しかった」
と話してくれることもあります。

 

保育園のおたよりや先生にも

お友達お遊んで楽しかった様子を伝えてくれます。

 

遊びに誘ったり誘われた遊びに混ざって遊ぶということが
難しいのでそんな話を聞けると嬉しく思います。

 

小さいので困難なことはまだ本人がわかっていないのかなと思いますが、
来年から小学生なので学習面・人間関係と親としては心配なことがたくさんです。

 

でも療育施設・医療機関をうまく使い困難なことが見つかった時に

その都度本人と一緒に障害と向かい合って乗り越えていきたいと考えています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。



 

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